1:効いてる効いてる(東京都):2012/01/10(火) 23:45:58.91 ID:+XSJO3LS0
「猫は死ぬ前に姿を消す」説の真相

 猫はエジプト時代以前から人類のそばで暮らしてきた動物ですが、いまだに「謎」とされる部分がたくさん残っている、とても興味深い隣人です。
猫にはさまざまな俗説がありますが、ここでは「猫は死ぬ前に姿を消す」説について考えてみたいと思います。

<中略>

■具合が悪くなったら、猫はどうする?

 まず、猫に「死」という観念があるかどうか? 私はないと思っています。どんなにつらい境遇であっても、死んで楽になりたいと自殺する猫、いませんよね。
よって、死ぬという観念がなければ、死ぬ前に姿を消すという方程式が成り立ちません。

 具合が悪いと感じた猫は、どうするでしょうか? 弱肉強食の自然界では、身体が弱っている動物が真っ先に狙われます。自然の本能が強く残っている猫は、
ケガや病気で体力が落ちた状態で、他の動物の攻撃対象にならないために、落ち着ける安全な場所に身を潜めます。

 特に暗くて気温の低い場所に行く確率が高いです。

そして、動かずに体力の回復を図る。そこで回復することができず、隠れ家でそのまま……。

 室内で飼われている猫も、かなり体調が悪くなると、人目につかない静かで気温の低い場所に身を潜めようとします。寒いところに行きたがるのは、自分の体温を
下げて身体を半冬眠状態にし、余分な体力を使わないためです。

 猫を外出自由にしている飼い主にとってみたら、猫が自分の死ぬ姿を見せないために、姿を消したと思うかもしれません。でも、実際は猫は生きるために姿を隠すのです。

 もし、同居中の猫がひと目のつかないような場所に身を潜めるようになったら。何かしら潜在的な病が進行中かもしれませんので、早急に診察を受けることをお勧めします。

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120110/Allabout_20120110_2.html